大成祭典(株)

地域とご葬家により密着した葬儀を提案仕事を通して社会貢献に努める「大成祭典」

家族葬専用ホールなど９つの斎場を運営する大成祭典。東京葬祭センター、横浜葬祭センター、希望が丘葬祭センターを拠点に、地域に根差した葬儀社を目指す。

昭和3年、下町情緒あふれる東京都品川区中延で、島田葬儀社荏原中延支店として創業した大成祭典。昭和41年には大成互助センターを設立するなど、利用しやすい価格設定と質の高い冠婚葬祭の提供に務めてきた。品川区から神奈川県へとエリアを拡げていくなかで、より地域に密着した葬儀のお手伝いができるようにと、昭和51年に横浜葬祭センターを開設。家族葬専用ホールから、社葬・団体葬に対応できる大型ホールまで、現在では県内に７つの直営斎場を運営し、神奈川県における葬祭の担い役としての信頼を得ている。
「近年は、ホールでの家族葬が主流となっています。当社では〔セレモニーホール大成Ⅰ〕をはじめ、〔セレモニーホール大成 仲町台〕〔セレモニーホール大成 新百合ヶ丘〕〔セレモニーホール大成 三ツ境〕など、ご葬家様貸切でご利用いただける家族葬専用ホールを設け、ご家族と近親者のみで心置きなくお別れができるプランにも力を入れています」と、大成祭典株式会社横浜葬祭センター営業支援室室長の藤本宏将さん。
社名の〝大成〟には、御仏の大往生と、会社としての大成功を収めるといった願いが込められており、創業以来、〔儀礼文化の継承と創造〕、〔プライバシーの保護〕、〔仕事を通じて社会貢献〕という３つの基本姿勢を掲げている。近年、ことに葬祭分野における儀礼文化が失われつつある中で、儀式というものの大切さや祭壇を飾る意味などを、ひとつひとつ丁寧に説明することに重きを置いているそうだ。
「開口一番に〝家族葬でお願いしたいのですが…〟と相談に来られる方が年々増えています。これは見方を変えれば、お客様により密着したサポートが求められているということ。神奈川県内でも葬祭においては地域性があり、昔ながらのしきたりを大事にされている場合が多々あります。ですから、私共スタッフは日々勉強と情報収集を心がけ、知識を蓄え、お客様のニーズに合った様々なご提案ができるよう努めています。『前に担当してもらった○○さんに、またお願いしたい』とお声をかけていただくことも多く、有難い限りです」と、顔をほころばせる藤本さん。かつての担当者が、他の地域の葬祭センターに移動している場合にも、お客様のご要望があれば、一時的に横浜葬祭センターに配属して担当に充てるなど臨機応変に対応しているという。大成祭典では、相談会やセミナーのほか、歌謡ショーや催し物、縁日のような屋台を出すなど、趣向を凝らした大成フェスタを年に数回開催したり、自治会等の活動にも通年積極的に参加するなど、地域の方との強い絆を築いていけるような交流を大事にしているそうだ。
「ご近所の皆様方には本当によくしていただいております。皆様のご期待に応えていけるよう、私共は一辺倒なことをするだけではなく、引き出しをたくさん持ち、品位と品格のある葬儀社であるよう努めなくてはなりません。そしてご葬家の方々だけではなく、参列された方々にも『あの時の葬儀社さん、良かったね』と実感していただけるよう、日々精進しながら、一歩一歩進んでいきたいと思います」

---