葬儀マナー
- その他の弔問の作法
○通夜・葬儀前に弔問するのは、身内以外の方はなるべく遠慮しましょう。
○通夜・葬儀前の弔問では、香典は持参しません。その代わりに、献花をお持ちするのは失礼にあたりません。
○葬儀には、何かと人手が必要です。依頼するかどうかは遺族の判断ですが、できることがあれば、お手伝いを申し出ましょう。「御手伝いできることがあれば、遠慮せずに言ってくださいね」と、言い添えてもいいでしょう。
○遺族は、通夜・葬儀の準備であわただしくされています。とりあえずの弔問なので、長居は禁物。
○弔問に行けないとき、お悔やみを電話で済まそうというのは、非常識です。葬儀日程などを知りたくて電話するときは、「このたびはご愁傷様です。お取り込み中、申し訳ありません。葬儀日程と斎場だけうかがってよろしいでしょうか」と手短に用件だけで済ませる。
[ 座礼の作法 ]
1)礼腰を下げながら霊前へ
2)遺族へ一礼
3)膝退で祭壇前へ
4)座布団に正座膝行[ 立札の作法]
1)焼香台より3歩ほど手前の位置で一礼
2) 焼香後、3歩ほど下がって、遺族と僧侶の方へ向いて一礼 - 香のマナー
○喪主、遺族に一礼して祭壇に進む。
○遺影に一礼して、軽く合掌する。 数珠は左手にかけ、右手で線香をとる。
○ローソクの炎を線香にうつす。 線香の炎は、左手であおいで消す。 (息を吹きかけて消してはいけません)
○線香は、香炉に立てます。故人の冥福を祈り、合掌します。 - 焼香のマナー
焼香には、「座礼」と「立礼」で行う方法があります。自宅に弔問にうかがうときは座礼がほとんで、立礼は告別式の一般弔問客の焼香で行われるのが一般的です。会場が狭い場合は、香炉を順に回す「回し焼香」が行われます。
[ 線香の場合 ]
1)右手で線香を一本とり、ろうそくの火をつける
2)左手で風を送り線香についた火を消す。 (息をふきかけないて消さない)
3)香炉に線香をたてる
4)合掌し祈る[焼香の場合]
香を額にいただいて火にくべる[回し焼香の作法]
1. 隣の人から香炉が回ってきたら、軽く会釈して受け取る。
2. 香炉を自分の前に置き、遺影に向かって一礼し、焼香する。
3. 合掌してから一礼する。
4. 香炉を次の人に回す。