現代のお墓事情日本庭園陵墓　紅葉亭

神奈川県相模原市にある日本庭園陵墓 紅葉亭は、古き良き日本の風景を再現した和の趣あふれる庭園墓所。正門を入ると石畳の参道が延び、異次元の空間に誘われる。しばらく進むと、現代の名工の称号を持つ石工により再現された古い城壁のような湾曲した石垣が現れ、数寄屋門をくぐって宮大工がつくった数寄屋造りの紅葉亭へ。和の会食が楽しめる紅葉亭からは、京都で造園の修行をした庭師による本格的な回遊式日本庭園「築山」を眺められる。自然石をわずかに加工しただけの山灯籠や鎌倉時代様式の石塔五重塔、水琴窟などが、環境に配慮しつつ自然のままに近い姿で再現され、春は桜、秋には名前の由来となった一面の紅葉が、散策路を彩る。また、園内には樹齢６００年を超えるシンボルツリーの槇がそびえ立ち、管理事務所や法要室、ラウンジのある管理棟からは、見事な枯山水庭園が眺められる。　墓域は一条の区から五条の区までの5つから成り、和の趣を感じさせつつ、明るくモダンな雰囲気が魅力。園内には京都を思わせる竹林やドッグランなどもあり、子どもからお年寄り、さらにはペットまで、誰もが安らぎに満ちた時間を過ごせる高級霊園墓地となっている。