現代のお墓事情(株)大橋石材店

(株)大橋石材店

横須賀に根ざして46 年。長年の信用を大切にして、丁寧でわかりやすい説明を心がけている。墓石のことだけでなく供養について幅広い角度からサポートしている。
 

神奈川県横須賀市平作1-12-1
046-852-3970

http://www.ohashi-sekizai.jp/


 


永遠の住処を護る石、命を吹き込む職人技。

特徴は十石十色、特徴を掴んで扱う事が大切

石の種類によって、感触は全く異なるという。固さや粘り気など、常人ではわからない些細な違いが、職人の目にはまったく別の材料として映るようだ。一般的に固い石は削るのに力を要する反面欠けやすい。柔らかい石は軽い力で削れる分、微妙な力で扱わなければ全体をまったいらに仕上げることが難しい。それぞれの特徴を見極めて適正な力加減で加工していく必要がある。 その石に精通している職人と、そうでない職人とでは切り口や磨きの美しさに違いが出るという。「その土地の石を切るにはその土地の職人がいい」という言葉には、ただの謙遜ではなく、その道を極めた職人だからこその想いが感じられる。

墓石作りは一発勝負。設置するその瞬間まで気が抜けない

石の加工には水が不可欠で、切るのにも磨くのにも水を掛けながらの作業となる。裸の石は固いと同時に脆く、非常に欠けやすい。水が潤滑油となって滑らかに加工する事ができるという。 墓石づくりの最初の行程は「切る」作業だ。山から切り出された原石を墓石のデザインに適したサイズまで正確にカットしていく。固い石はやはり木材のように簡単には切れない。水を掛けながらゆっくりと切り進める。 大きさを整えたところで、次は手作業で丁寧に石の角を「面取り」していく。ここまでの工程では石に輝きや艶はない。これを磨くことで私たちがよく目にする艶のある美しい墓石に生まれ変わるわけである。「磨く」作業はまさに、職人が石に命を吹き込む作業といえるだろう。始めは目の荒い研磨盤で表面を大まかに整えながら、徐々に細かい研磨盤で仕上げていく。特に技を要するのは下地をつくる目の荒い研磨盤での作業だという。ここで表面の凹凸を均一にできなければ、後で細かく磨いてもムラが残り、きれいな輝きは出ない。技術の要する作業だ。磨き終える頃には「石」はすっかり「墓石」に生まれ変わっていた。 最後は墓石に文字を「彫る」。サンドブラスターという機械を使って高圧で砂を吹き当てて文字を彫っていく。最近では墓石に座右の銘などを彫る人も増えており、そのスタイルも多種多様になってきているという。 前述していないが、これら過程では常に「運ぶ」という作業が付いて回る。墓石は石塔や巻石等を合わせると、その総重量は実に1トン以上もある。「石屋は重さとの戦い」というのもうなずける。手で運べない大型の石は機械を使って工場内を移動させる。少しでも操作をあやまれば石をぶつけて傷がついてしまう気の抜けない作業だ。「運ぶ」作業は仕事の締めくくりでもある。墓地へ納品する際、クレーンを使う場合もあれば、機材が入らないような狭い現場では担いで運ぶこともある。100キロ近い物を担ぐのは当然容易ではない。力ではなく体で覚えたコツが必要だという。力自慢の若者が重さに音を上げる事も。「月並ながら若い者にはまだまだ負けない」と凄むその表情には、職人としての真摯なプライドを覗かせる。職人が一つの仕事に打ち込むことは、ある種の修行に近い気づきを人に与えるのかもしれない。 「切る」「磨く」「彫る」「運ぶ」という単純にも思える作業には、素人では計り得ないほど、繊細でいて芸術的な世界が広がっている。今生の我が身の眠る住処には、ただひたすらに、石と向き合う職人の、想いのこもった漆黒のご加護があらんことを祈りたい。

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