(株)福祉葬祭
昭和53年の創業以来、埼玉県全域で信頼を築き上げてきた。平成24年度の葬儀施行実績は4400件にものぼる。週刊ダイヤモンドによる覆面調査で、埼玉で満足度第1位、全国5位に輝いた。
さいたま市浦和区領家7-5-3
TEL:0120-37-4949
HP:http://www.fukushisousai.co.jp
蓄えがなくても安心して葬儀ができる「香典葬」を提唱
香典を持ち寄り葬儀を行う、日本に昔からある相互扶助の生活習慣を見直し、たくさんの人に故人を送ってもらうことのできる「香典葬」で、心のこもった良心的なサービスを提供する。
「現代では〝葬儀はお金がかかるもの〟という固定観念が蔓延していますが、日本では昔から、いただいた香典で葬儀を賄い、地域の人が手伝うというスタイルが続いてきました。それが、私が提唱する『香典葬』です。ところが、近年葬儀が華美になり、高額になってくると、自分の葬儀のための積み立てをする人が増えてきました」と語るのは、株式会社福祉葬祭の社長・武笠文吉さんだ。葬儀に香典を持ち寄る習慣は欧米にはないそうで、「江戸の初期からの歴史ある相互扶助のしくみは、日本のよき生活文化」だという。あえて「香典葬」と名付け、支出だけにスポットが当たりがちな業界で、収入についての顕在化を先駆的に行ったのが武笠社長だ。
「会葬者の人数は、故人の趣味やサークル、親戚の人数や年賀状の数などの情報から予測することが可能です。収入に合わせた葬儀をつくることは、難しいことではありません。私たちの仕事はモノを売ることではなく、システムを主導することだからです。たくさん人を呼ぶほど負担が大きくなると思い込んでいる方が多いのですが、その分お香典が集まり、なにより多くの人に故人を送ってもらうことができます。遺族はお悔やみの言葉をかけてもらうことで、家族の死というつらい現実を、受け入れるきっかけにもなるのです」 家族だけでゆっくり送ることが優先ではなく、出費を抑えることが目的の家族葬や密葬は、かえって後々の負担が重くなりがちなので、お勧めできないとのことだ。「誰でも他人の葬儀には香典を持参しますよね。生涯ではそれなりの額になります。それは、自分の葬儀のために積み立てをしているようなもの。この相互扶助のシステムを機能させましょう」 武笠氏は東日本大震災の後、日本人の中に今も助け合いの精神が脈々と息づいていることを確信し、香典を持ち寄り喪主に負担がかからない葬儀を行う「香典葬」を、さらに広めていきたいと、思いを新たにしている。
すべてを受け止めて究極のサービスを提供
白根 健司さん
お客様の立場に立ってよくお話をうかがい、ご希望の通りというだけではなく、経験の中から様々な提案をさせていただき、終わったときに「いい葬儀になった」と言っていただけるのが理想ですね。 「葬儀スタッフは究極のサービスマンであれ」という指導を受けています。もてなしや心配りをどれだけできるかということです。式がスムーズに進むようにいろいろなところに目を配り、お声をかけ、誘導することが重要です。 時折、悲しみと混乱のあまりに厳しい表現でご指示されるお客様もいらっしゃいます。しかし、それもまた「お客様の思いの表れ」だと思い、お客様の感情、思いを真摯に受けとめるようにしています。