林家たい平、日本香堂CMソング「青雲の歌」を フルオーケストラをバックに収録
人気番組「笑点」でお馴染みの落語家・林家たい平(55)は3日、東京・杉並公会堂で行われた日本香堂CMソング「青雲の歌」のプレス公開レコーディングに挑んだ。
今回の収録は、お線香のトップブランド『青雲』の発売55周年を記念し、同CMソングとして長年親しまれてきた「青雲の歌」に新時代の息吹を吹き込むリプロデュースの意図から実施されたもの。歴代のボーカルには森田公一氏をはじめ、尾崎紀世彦氏、テノール歌手の錦織健氏という名だたる歌唱者が居並ぶ中、この“国民的CMソング”を人気落語家で歌ウマ芸能人としても知られる林家たい平が歌い継ぐ事となった。
大ホールでのライブ収録という晴れ舞台にのぼったたい平は、世界で活躍する若き名マエストロ、山田和樹氏の指揮の下、日本屈指のオーケストラ、日本フィルハーモニー交響楽団の演奏をバックに伸びやかなる歌声を披露し、無事レコーディングを終了した。
「家族にも内緒だったのでお風呂場で何度も練習していたら『何かあるはずだ』と娘に言われていたが、今日収録のことを伝えたら『すごいね!』を連発された」とたい平。
「昨年、父を亡くしたのですが、この会場のどこかで見てくれている気がします。」と感極まった面持ちで語り、大役を果たし終えた安堵の息をついた。
指揮者の山田氏は今日の出来は何点だとの報道陣の質問に「私は名前が山田なので、座布団10枚」と「笑点」座布団運びの山田隆夫(63)に掛けて笑わせた。
尚、新CMは4月よりオンエアーされる予定で、雄大な映像とたい平の歌声の“響演”に乞うご期待。